「8mmビデオカメラで撮影しよう！」の講師からメッセージが届きました！

プログラム「8mmビデオカメラで撮影しよう！」の講師、浜根 玲奈さんから今回のプログラムに際しての思いをいただきましたので、ご紹介します。

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初めまして。映像ディレクターの浜根 玲奈です。

今回のサマーキャンプのお話をいただき、企画を考えている時にふと、自分自身が初めて撮った映像は何だろう、と思いました。記憶を辿ると、夏休みのある日、幼馴染と今日は何をしようかと話していた時に、家にあったお父さんの8mmビデオカメラが目に入りました。

本当は無断で触ってはいけないのですが、、、即席のお話を撮ってみよう！となりました。撮っては巻き戻して確認して、NGだったらまた撮り直して上書きしていく。

8mビデオカメラという大人が使う道具で、子供ながらに知りうる限りの映画監督のイメージを真似して、友達と撮り合いっこをしました。

時に真剣に、時にゲラゲラ笑いながら一本の動画を作ったことを覚えています。何とか物語が完成し、ケーブルでブラウン管のテレビにつないで見た時、とても感動しました。

まさか将来自分が映像ディレクターになるとは思ってもいませんでしたが、その時の興奮は今でも忘れられません。今では8mmビデオカメラはほとんどが生産を終了し、手に入れることが難しくなっています。

しかし振り返ると、映像の歴史はフィルムに始まり、8mmビデオの登場で爆発的に一般に普及し、より身近なものになりました。

たった数十年で時代は変わり、今の子供達はデジタルネィティブ世代で、その存在に触れる機会がほとんどありません。

今回のサマーキャンプでは、今となっては貴重な8mビデオカメラに触れて、”テープで撮ることの楽しさ” を感じてもらい、そして、”スマホで撮るものとは違うノスタルジックな(80'sな）質感の映像作品” を作ることができます。

それは現代の子供たちにとって、とても貴重な体験になることと思います。

また今回の体験が、8mmビデオカメラに触れられる最後のチャンスかもしれません。

子供たちが撮った8mmビデオの映像は、私たち親世代にもグッとくると思います。ぜひ、夏休みの自由研究にいかがでしょうか？

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プログラムお申し込みはこちらから

【8mmビデオカメラで撮影しよう！】

日時：2023年7月24日（月）- 26日（水）3日間

場所：〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町２２−７ 村世界 1F

広告や音楽業界で活躍する現役の映像クリエイターが講師となり、懐かしの、8mmビデオカメラを使った撮影体験を行います！（講師：浜根 玲奈/植原 雄太）